おはこんばんちは!
スタッフのライチです。
皆さん、アニメ映画監督の今敏(こん さとし)を知っていますか?
日本が誇るアニメ映画監督です。
しかし、2010年8月24日に46歳という若さでこの世を去られました。
生きていれば宮崎駿、細田守、新海誠を超えると言われていた人です。
今回は私の大、大、大好きな、世界が認める今敏監督の作品をご紹介させていただきます!
PERFECT BLUE(1998年)
「アイドル」「ホラー」「熱烈なアイドルのファン」の3つの要素を描いた、サイコスリラーアニメ映画です。
アニメ映画初監督作品になります。
『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督もまた今監督の熱烈な支持者で、アロノフスキー監督は『レクイエム・フォー・ドリーム』の劇中で『パーフェクトブルー』の、憔悴した未麻が湯船の中でうずくまるシーンを殆んどそのまま再現しています。
私も当時、東京で大友克洋展に行った時に山手線の車窓からこの映画の大きな宣伝パネルを見かけて物凄い衝撃を受けた思い出があります。
千年女優(2002年)
物語は、小さな映像制作会社を営む立花源也が、かつての大女優・藤原千代子のドキュメンタリーを撮るために人里離れた邸宅を訪ねることから始まります。
この作品は、現在や過去や未来、映画の中やイメージの世界など、場面がさまざまに交錯していき、インタビュアーである二人が傍観者となったり、場面によっては登場人物となったりと、物語は奇妙に展開していきます。
しかしその複雑な場面展開は上手く繋がっており、次第に物語に引き込まれていくという所から、監督である今敏の力量がうかがえます。
第5回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門では、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」と同時に大賞を受賞。
そのほか、第33回シッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀アジア映画賞を受賞するなど、国内外で高い評価を獲得しています。
色々なシーンの極彩色万華鏡を見ているような映画です。
妄想代理人(2004年)
こちらはWOWOWで放映されたテレビシリーズとなっている作品です。
この作品はTVアニメでは類を見ない本格派なサスペンスホラーで、「少年バット」と呼ばれる謎の通り魔犯による一連の事件とその真相が描かれています。
緻密に組まれたプロットと今敏監督のフィルム的な演出も見ごたえ十分で、アニメファンならずとも存分に楽しめます。
私は、楽曲(平沢進)と共にとても好きな作品です!
アニメ好きじゃない人もドラマとして観れる作品です!
こういったテレビシリーズ物に尊敬の念を感じます。
東京ゴッドファーザーズ(2003年)
東京・新宿。
元競輪選手のギンちゃん、元ドラッグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキのホームレス3人は、町の片隅で威勢よく生きていた。
そんな彼らはクリスマスの夜、ゴミ置き場の中からひとりの赤ん坊を見つける。
ギンちゃんは、すぐに警察に届けるべきだと主張するが、ずっと赤ん坊を欲しがっていたハナちゃんは、勝手に“清子”と命名して大はしゃぎ。
結局、ハナちゃんに押し切られる形で3人は自分たちで清子の親探しをすることに。
手掛かりはスナックの名刺と数枚の写真だけ。
それでも3人は希望を抱いて奔走するのだが…。
今敏監督の唯一エンターテイメント作品(どんな人が観ても楽しめるという意味)だと私は思ってます!
毎年クリスマスが近くなると必ず見直す作品となっております!
パプリカ(2006年)
原作は筒井康隆による同名の長編SF小説。
原作者の筒井自身が監督の今敏との対談で映画化をして欲しいと語ったものが実現した作品です。
夢に入り込み、夢を犯すテロリストに立ち向かう夢探偵“パプリカ”の活躍を描くファンタジー・アニメ。
文句無しの豪華声優陣と共に繰り広げるストーリーと映像、音楽表現。
今敏監督はここまで来たのか!
と唸らせる、これからの作品もずっと観たい!と期待する映像作品でした。
でしたが、残念な事に今敏監督はもうこの世にいないのです。
しかし、私は今敏監督の魂を受け継ぐアニメ監督は必ずしもいると信じています。
そんな夢を抱きながら、私は色んなアニメ映画に接していきたいと思っています。
今日はこれにて。
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